CT画像診断報告内容の見落としによる診断及び治療の遅延について
当院に入院中の患者様が、当院におけるCT画像診断報告内容の見落としにより、経過観察がなされず、結果肺がんの診断が遅れるという重大な事態を招きました。
患者様、ご家族様、関係者の皆様に多大なる苦痛とご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
□患 者 80歳代 男性
□経 過
2021年6月 CT検査で「左肺に9㎜の結節(臓器に影が写る)があり、前回(1年前)よりも増大しており、炎症性変化の他肺がんの可能性のある所見であり、経過観察が必要」と診断しました。担当医は、この重要な指摘を見落とし、その後の経過観察を行わず、状況を患者さんやご家族に説明していませんでした。
2026年4月 外傷診断で当院に入院されました。入院中に、発熱、喀痰、喘鳴があり、誤嚥性肺炎を確認し、再検査を行ったところ、進行性がんであることが判明しました。
□判明後の対応
ご家族様へ状況を説明するとともに謝罪し、他にも同様な事例がないか点検しています。
□今後の対応
今後、本件の原因分析を実施し、その結果を踏まえた具体的な再発防止策を立案するとともに、確認手順の徹底を確実に実行し、再発防止および業務の改善に努めます。
また、患者様に対しては誠心誠意、治療等の対応を行ってまいります。

